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顔の汗を治療するには、病院という手段もあるよ。

顔汗に悩む人の中で、汗をかく病気という可能性もあります。

1つは「多く汗をかく」という多汗症という病気です。
ただ、多汗症は単に汗が多いというだけで、特別体に悪影響はありません。

汗をかくことで怖い病気もあります。
「バセドー病」」や「糖尿病」、「白血病」なども汗が出る病気です。

こちらは、代謝の異常や循環器の異常など要因は様々あります。
一応、このような病気は手や顔だけでなく、全身にわたって異常な汗が出るので、病院に行くことが大切です。

多汗症は、体の手や足といった一部分に出ることが多いです。
多汗症の場合は、病院で治療をしなくても改善しますし、ひどい場合は手術をすることがあります。

ここでは、顔汗に悩む方に病院での治療など紹介します。

汗のメカニズム

ヒトの汗には実は2つの汗があります。
1つはエクリル線で、もう1つはアポクリン線です。

アポクリン線が存在している場所は、わきの下、肛門や性器周辺、へそ、耳の穴など体の一部です。
いわゆる、臭う汗の原因です。

アポクリン線から出る汗は、中に脂質・糖質・アンモニアなどの物質が含まれ、これと菌が混ざり独特のにおいが発生します。
ワキガや加齢臭の要因です。

といっても汗の多くは、エクリル線からでていて、そのほとんどが水分で一部塩分が混じった無臭の汗です。
顔から流れる汗も、エクリル線で、その役割は「体温調整」です。

体温を調整することだけが目的なので、蒸発しやすくなっています。

多汗症について

多汗症は、本来エクリル線から出る汗のメカニズムと少し違うと考えられています。

実際のところ多汗症の原因はまだはっきりしたことはわかっていません。

多くは、心身が緊張することで交感神経が働き汗をかくことがあります。
この場合は、血液中でミネラル分を取り除くことがあまりされずに、いわゆるべたべたした汗となって出てしまいます。

この状況が起きやすい人が多汗症と考えられています。

ちなみに、顔の多汗症は、体温調整によって出る汗ではなく、交感神経が働くことで、汗がひどくでるものと考えられています。
顔はエクリル線から出る汗ですが、ミネラルが残っていることで、蒸発がしにくくべたべたして残ります。

メイクの崩れやにおいなどの原因となるわけです。

顔汗に悩む人の病院での治療について

病院での対応は、その人の悩みの深さや、それぞれの状況によって行う方法が異なります。

大きく分けると、薬によって症状を抑える方法と、根本的に原因を治す手術があります。
ただ、手術はさまざまな影響を与えることがあるので、医師としっかり相談して理解をしてから決めましょう。

顔の多汗症は何科を受診すればいい?

多汗症は、まずは顔に限らず多汗症治療を行う皮膚科に行くといいです。

地域によっては、発汗外来といったような多汗症を専門に見ている病院もあります。
まずは近くの病院を探して、専門の皮膚科が通えるのであれば、そちらを探しましょう。

顔の多汗症は、精神的な病気が原因となって、起きていることも多いのですがまずは皮膚科です。

薬の投薬

現在、多汗症で推奨されているのは塩化アルミニウムの塗り薬です、
塩化アルミニウムが汗を出さないようにするようです。

価格も安く、一般的な治療なので保険適用もされ、自宅で簡単にできるので有効性が高い治療方法として日本皮膚科学会が推奨しています。

参考 : 多汗症診療ガイドライン 2015より

そのほか、ボツリヌス注射やプロパンテリンという薬もあります。
薬は副作用もあるので、医師と相談し治療を決めるといいです。

手術による解決

重度に悩んでいる場合は手術をすることもあります。

方法としては、交感神経節遮断術ということです。
簡単に表現すると、胸よりも上の汗を遮断して、下に引っ越してもらう手術です。

もちろん手術なので副作用や不慮の事故も考えられるのでしっかりと医師と相談して決めることになります。

確実に起こるのは、代償性発汗といって顔などに汗をかかなくなった分、ほかの場所に汗が増える症状です。
量も場所も個人差が大きく、どのようになるかは術後の経過で判断するしかありません。

汗をかくことは、人が生きていくうえで大切なことなので、手術の適否は自分で決定する必要があります。

再発の可能性

手術も完ぺきではなく再発する可能性があります。

切ったはずの交感神経の回復がよく、つながるケースがまれにあるようです。
その場合は再度手術する必要が生じます。

最後に

病院では、薬による治療や手術による治療があります。

ただ、専門医としっかりと信頼関係を築き、生活習慣などから自分にあった治療方法を提案してもらうことが大切です。
むやみに手術や薬に頼ることで、体調が変わることも考えられるので、しっかりと判断しましょう。

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